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職員室に入ると、さっそく話が始まった。
｢さぁ、新垣、千葉。お前ら高校はどうするんだ？｣
俺は全然考えていなかった。俺が考えてないということは、彰は絶対に何も考えていないと思ってた。
すると先生は、
｢実はな、２人に雄千高校から誘いが来てるんだ。｣
｢えぇ！！雄千ってあの、甲子園準優勝の？｣
俺と彰は顔を見合わせて驚いた。雄千高校はこの県ではもう甲子園の常連となっている。
｢けど、また何で俺と彰なんすか？｣
｢たぶん、優勝の効果もあるだろう。それに新垣はサヨナラ２ランがあるし、千葉は優勝チームをひっぱってきたってのがあるからな。まあ、あと少し時間はあるからかんがえな。さぁ、今日はそんだけだ。｣
先生はそう言うと俺達を職員室から追い出し、仕方なく俺たちは帰ることにした。
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