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月日が経ち卒業も間近。
お互いに進路は決まっていて自分は地元を離れることなく実家から都内の専門学校に行くことになり、彼女は地元を離れ神戸にある親戚のとこから大学へ行くことになっている。
彼女が地元を離れる朝地元の駅に見送りにいった。
駅のホームで電車を待ちながら思い出話する。
彼女の目に涙が今にも落ちそうなくらいあふれている。
それを見た自分は涙をこらえ笑顔を作る。
…もうすぐ電車が着く頃彼女が口を開いた。
そしてクリスマスイブに買ったペアリングをSILVERのネックレスに通しお互いに交換した。
[優くんのこと忘れないから🎵ずーっとこれ持ってるからね🎵]
っと泣きながら言った。
自分は彼女をきつく抱きしめ…
[オレも忘れない🎵]っと答えた。
…電車が駅に着き扉が開く最後は握手をし扉がしまるまで離さなかった。
そして扉がいまにも閉まりそうな時彼女にお別れのKiss💋をしたのだ。
唇が触れていることより彼女の暖かい涙が自分の頬を優しくながれるのがとてもいとおしく思えた。
扉が閉まり電車が駅を出る。
自分は彼女を目に焼き付けるように見つめいた。
電車が見えなくなるまで手を振り見えなくなった瞬間こらえていた涙があふれだしホームにうずくまった。
この別れはお互いに出した答え
だれの責任でもない諦めるしかなかった。
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