14.月明かりの言葉

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海があんなにも輝いていたのは、 夜空を流れていく沢山の星なんかじゃなくて、 たった一つの月のおかげだった。 ブーンくんの言葉の通り、 『私がずっと求めていたもの』は、 見上げていた空ではなく、 すぐ近くの足元にあった。 それでも。 足元の『それ』が見えたのは、 月が足元を照らしてくれていたから。 川*^ー^川 oO(あの真ん丸なお月様、本当にブーンくんに似てたね) 短くなった前髪から覗くこの島の景色が、 こんなにも綺麗だってことを気付けたのは 誰でもない。 ただ一人の真ん丸お月様の言葉だったのだ・・・  
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