2003年5月9日 はやぶさ発進

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ミネルバ「何かあったのか」 はやぶさ「ミネルバさん起きちゃいましたか」 ミネルバ「ちょっとビリっとしたぞ。私はお前と違って民間品なんだから大事にしてくれよー」 はやぶさ「すいません税金の無駄遣いですいません」 ミネルバ「無駄遣いじゃねーよ。てかいくらかかってんだ?」 はやぶさ「この物語の作者が百万時間働いてロト6を5回当てるより少しかかってます」 ミネルバ「高! いくらか分からんが高いのだけ分かったわ」 はやぶさ「なので、ちょっとでも成果上げないと仕分けの対象になっちゃいます」 ミネルバ「なーに心配すんな! このミネルバ姉さんがばっちしアシストしちゃうからよ」 はやぶさ「よろしくお願いします。JAXIからスイング・バイの指示がきてますので、さっそくアシストお願いしますね」 ミネルバ「OK。で、相手はどの星だ」 はやぶさ「地球です。これから地球スイングを始めます」 ミネルバ「地球か、悪くないな。しばらく見れなくなるしな んじゃ、いっちょいくかー」 マヤ「軌道計算終わりました。はやぶさに転送します」 リツコ「月の引力計算は?」 マヤ「折り込み済みです」 リツコ「小惑星群の引力計算は?」 マヤ「それも折り込み済みです」 リツコ「さすがね」 マヤ「リツコ先輩の後輩ですからww」 リツコ「そんな事言っても何もでないぞ☆」 真田「下らねえ。 理数系女子の会話は吐き気がするわ 会話に星なんか出すんじゃねえ。いくら宇宙センターだからって やっていい事と悪い事があんだろうが 俺の作ったイオンエンジンの加速による乗倍加速の出力計算もちゃんとしてるんだろうな」 マヤ「あ!」 真田「お前えええ!」 マヤ「嘘です折り込み済みです」 真田「貴様ああああああ!!」 川口総司令「うるせえ!!」 ミサト「はやぶさ、スイング・バイに入りました。これより超加速に入ります」 マヤ「スピード上昇、秒速10、15、25、34    時速にして十万と二千超えました! いけます!」 簡単解説 地球スイング・バイ 地球の重力と公転を利用して超加速する宇宙航行の一つ 強引に解釈すると、地球にハンマー投げしてもらうような感じ この時行った完璧な地球スイングさせる日本の技術にNASAが驚愕した 画像はミネルバですimage=383325648.jpg
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