紳士(とも)との出会い

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「待ってたんだよ、お前みたいな存在をな」 待っていた? ダイキはずっとずっと隣のこの牢屋にロリコンがくるのを待っていたというのか? 果たしてそれはどれだけの時が流れたのだろうか 最高でも姫様が生まれた10年前から…………いや、王妃が子供の頃から待っていたかもしれない そんな長い時を、ずっと俺が来るまで待っていたというのか ダイナマイトという希望がその手にあるのに 「必ず…………ッ!姫様の顔を拝んでやろうぜ!」 「あぁ…………もちろんだ」 「………無粋なことを訊くが…………ダイキはいつからここに?」 どうしても口が止まらなかった 長い時を知って俺が何かをできるわけでもない ただ、何か力になれるきっかけを掴めるかもしれないから その想いも込めて、訊いたんだ 「…………ん?昨日」 「俺の友達想いのピュアピュアハートを返せぇえええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!」
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