雪と霰

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「〇〇~‼」 ラビの声で病室のドアをノックしようとしていた私の手が止まって、ラビの方を向くと、こっちに向かって手を思いっきり振りながらかけてくるラビ。 ラビは大概このまま勢いよく抱き着いて来るのでギリギリの所で大きく一歩下がる。 で、抱き着く的が無くなった腕は自身に抱き着く様になり、そのまま転ぶ。 うん。こいつ馬鹿だ。 と飽きれながらも、一応友達だし、しゃがんで手ぐらいは差し出してみる 「毎回同じ事やってるからそーなんだ」 「ってて… だって、同じ時間に来るなんて 久しぶりだし抱き着きたくなるさ~」 私の手を取ったラビを勢いよくを立たせると すきあり‼ という風にそのまま私に抱き着き まあ、これもいつもどう…り… -----…ん?
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