chapter1~霹靂の姫~

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雅騎はそこまで言ったあとに気づいた。 (これはヤバめフラグが) 神楽は少しずつ離れていき10mくらい離れたあと振り返った。 それはもうキラキラとした笑顔で。 「雅君、一遍死んどき!」 そう言うと彼女は手に集めた電気をバチバチと鳴らせながら正面に持ってくる。 そして彼女から放たれた電磁砲はさっきまで座っていた雅騎の場所を貫く。 「うそうそうそうそうそ~ん!」 雅騎は身の危険を感じて避けたが真上に現れた神楽を見て一言。 「短パン「死ねごらぁ!!」 ドーーンッ!! 「くほっ、手厳しい……っすね」 神楽は顔を若干赤く染めながらも呟く。 「あっ、あんた何処見てんのよ!!ぶっ飛ばすわよ!!」 雅騎は黒焦げになりながらも止めて下さいと土下座していた。 そこにヒュンと言う音と共に神楽より少し小さいポニーテールの女生徒が現れた。 「お姉様、また派手にやらかしてくれましたわね」 「別に大丈夫でしょ?恭子」 神楽がそう告げた橙髪の女生徒、恭子はため息をついたあと黒焦げの正体を見て嫌そうな表情をする。
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