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無事に終礼も終わり、放課後になった。 「翔~!帰ろ!」 「うん。」 新と二人で寮に行った。 「何処に行けばいいの?」 「一階!部屋番号をを聞かないとね!」 「そうだね~。」 どうか悟と同じ部屋になりませんように。 もし同じ部屋だったらその先の学校生活死しか待ってねーよ…。 そうこうしているうちに寮までついた。 「うわ~!でけー!王道だー!」 「王道って何?」 新が聞いてきた。 「いや、何でもないよ?気にしないで!」 「うん…?中に入ろうよ!」 「あっうん!」 二人は寮の中へ入り、部屋番号を聞いてカードキーをもらった。 部屋番号は253号室だった。 同室者は新の友達で話しやすく面倒見がいいらしい。 ひとまず安心だ。 新が「俺も片付け手伝うから翔の部屋に行きたい!」と言っていたがなんとか部屋に戻らせ翔は自分の部屋へ向かった。
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