プロローグ

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「貴公が《神殺し》のティオバルト・コークだな」 だが青年、ティオバルト・コークは答えない。 否、答えられない。 何故なら今ティオバルトは魔法で拘束され口封じされているからだ。 「貴公を神を殺した罪に対する罰としてこれより永久に封印する」 ティオバルトはこう思っていた あいつを殺せたならもうどうでもいい―――と
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