カミツクヨノナカ

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はてさて、前回、姫のフラグを見事に立てた僕は今姫と一緒にお茶をしています。 あの憎き戦いから早一ヶ月、復興に追われていた魔王城も今じゃ昔の栄光を取り戻しつつあります。 あっ、そうだ姫はもう姫じゃないんです。 昨日晴れて魔王に就任いたしました! 美人な魔王様・・・ うん、イける。 ぼうっとしていた僕が気になったのだろうか彼女が話しかけてくる。 「咲夜、どうかしたの?」 「あぁ、ちょっとね・・・」 「他の女の子のこと考えてたんじゃないでしょうね!」 お母様、僕は自分で思っていたより女性に好かれるようです。 一ヶ月ですよ? 一ヶ月でここまでデレますか!? 「大丈夫ですよ、ご主人様は女性の知り合いは魔王様しかいませんから。」 「それはそれでなんか複雑ね・・・」 「ん?レヴィも女じゃないのか?」 「ええ、そうですけど・・・ご主人様は刀剣類に欲情しないんですよね?」 とレヴィは意地悪く聞いてくる。 だが僕は人の姿のレヴィを見てから密かにレヴィも攻略対象に加えた。 だって綺麗なんだもん。
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