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宮沢さんのグループと別れて1時間位経った頃、僕達はまだ何も見つけていなかった。
「何もないなぁ…」
「そういえば1階には最初の5人もいるはずだから11人この階にいるはずだよね?」
「そうだな…。」
その時…
ゴーンゴーンゴーン…
『1番、2番、3番シボウ…1階ニテ…シボウ』
「1、2、3番って最初にこの階を探索しにいったAグループの人達じゃない!!」
「…って事は、この階のどこかに…鬼がいる…。」
僕はフルーレを握りしめた…。
皆黙りこんだ時、どこかからこっちに向かって走ってくる足音が聞こえてきた。
「…前から何かくる…!」
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