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次の日、先生は何事もなかったように子供達と遊んでいた。
僕達は部屋に集まり話しあった。
「先生は借金してるみたいだな」
「1ヶ月で1000万なんて絶対無理だよ!」
「…僕達は何もしてあげられないのかなぁ…」
その時、小さい男の子が部屋に入って来た。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん達あてにお手紙きてたよ~!」
「手紙?ありがとう!」
その手紙には差出人の名前が書いていなかった。
┌────────────┐│~~ 選ばれし者へ ~~~││富士山にて賞金\1億をかけ││て鬼ごっこを開催致します││。参加するもしないもあな││た次第。あなたの人生を薔││薇色に変えてみませんか?│└────────────┘
「…1億だって!!これで先生を救えるぞ!!」
「2枚目に地図と詳細が書いてある!開催日は3日後…1ヶ月間逃げきればOKだって!」
「待ってよ!いきなりそんな手紙渡されたって信じられるわけないじゃない!!罠かもしれないよ…?」
「もし罠だったらすぐ逃げてくればいいじゃん!本当ならただ鬼ごっこするだけで1億円だよ!?それに1ヶ月後にあの不良共に借金返済できなかったら僕達は殺されるんだよ!??」
「…結衣びびってんのかぁ?友也はともかく俺が一緒に行くんだから大丈夫だって!!」
「おいっ💦」
「…わかったよ…しっかり準備してから行こうね…」
「よし!じゃ絶対優勝すんぞぉ!!」
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