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夜の風が吹いていた
いや、一匹のハリネズミが起こしていた
ソニック「確かこの辺だな…」
草原の真ん中にやって来たソニックは辺りを見回した
ソニック「…? 何もないじゃないか」
ソニックは光が見えたところの真下にいるはずだった
…が、特に何も、というか本当に何もない草原に立っていた
ソニック「見間違いか… それとも気のせいか…?」
霧がたちこめていた
ヒュウウウウゥゥゥ…
風の音もする
…?
おかしい…
風の音はするのに…
ソニック「風がない… なのに、なんで風の音がするんだ?」
音はどんどん大きくなっていく
あることがソニックの脳裏をよぎった
まさか…
ソニック「!?」
すばやく上を見上げた
ドーーーーーーーーン!!!
…遅かったようだ…
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