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草原に何かが落ちてきた
それだけは間違いないようだ
ソニック「Ouch… なんだぁ?」
受け身をとるヒマもなかった
体の上に何かが乗っている…
なんとか体を起こし、落ちてきたモノを確認しようとする
ソニックの上に乗っていたのは
ソニック「…女の子…?」
一人の少女だった
あの光と関係があるのか?
カオスコントロールだとしたらエメラルドは?
…そもそもなぜ女の子が空から?
ソニック「(どっかの映画にそんな話があった気がするな…)」
分からないことはたくさんあった
だが一番に確認しなければいけないことは…
ソニック「おい! 大丈夫か!?」
少女を揺さぶり、声をかけるソニック
???「……ぅ…………」
わずかに呻いたが、目を覚ます気配はなかった
よく見ると、腕にかすり傷ができている
ソニックのハリに引っかけたのだろうか
ソニック「見たところ腕のケガだけか… 意識がないし、とりあえず、テイルスの工房に連れていって手当てした方がいいな」
幸いにも工房はすぐそこだ
ソニックは少女を抱え、走り出した
…夜の風が吹いていた
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