第1話 ぼくハム太郎なのだ

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ハム太郎 「とっとこハム太郎 は~い!」 「第1話 ぼくハム太郎なのだ」 ハム太郎 「ここはロコちゃんの家。ぼくのお家はここにあるのだ!ぼくハム太郎なのだ。よーっし!ハムちゃんずのみんなと遊ぶのだー!」  ―――どんちゃんの上に落ちる ハム太郎 「どんちゃんおはよう!」 こうし 「うわぁああ!」  ―――横からこうしくんが飛んでくる ハム太郎 「うわぁああ!あいたたた…こうしくん大丈夫?……これはお隣に住むこうしくん。とっても仲良しなのだ。でも少し慌てんぼう」 こうし 「あー!急がないと急がないと!」 ハム太郎 「どうしたのだこうしくん?なにをそんなに慌てているのだ?」 こうし 「ハハ、ハム太郎さん!大変です!大変なんですぅう!」 ハム太郎 「大変って、何が大変なのだ?」 こうし 「ぼく、すっかり忘れてたんですぅう!」 ハム太郎 「すっかりなにを忘れていたのだ?」 こうし 「種です!何日か前に森の向こうにとびっきり美味しいひまわりの種を見つけたんです!」 ハム太郎 「本当!?すごいのだ!」 こうし 「もう食べきれないくらいあったので、近くの木の下に埋めたんですけど…そのことずっと忘れてました…」 ハム太郎 「そそっかしいのだこうしくん」 こうし 「心配です…。ハム太郎さんも来て下さーい!」 ハム太郎 「あ、待ってー!」
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