将来の夢は自宅警備員です(キリッ

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はい、こんにちわ。俺の名前は斎藤 春宗(サイトウ ハルムネ)歳は15。髪は茶髪でちょっと立たせた感じ。今は三本ラインの柄が入った黒の長袖のTシャツにジーパン着用。 顔は十人並み。かしこさ1。難しい事は一日寝ればすぐ忘れさる事が特技です。 まぁ、自己紹介なんてこんなもんだろう。人間っつーのは日を追って他人を理解するべきだ。 そんな俺は現時刻、三月三十一日18時42分13,42秒に二階建ての2DKのアパートの一室…まぁ、自宅へ帰って来た。 因みに「秒針まで数えてる…だと?」と思った奴、安心しろ。実は数えてない。 自己紹介の時に言ったろ?俺はかしこさ1だと。秒針数えてるフリをしたら頭がよく見られるかな~と思った俺の過ちだ。 俺は中学を卒業してから高校の入学式までの間は暇だったからなぁ、最後の春休みをエンジョイ完了した所だ。 そして、我が家の玄関をいざOPEN!! 「チャース!三河屋デース!!」 なーんて、明るく愉快に帰って来たのはいいが誰もいないんだよなぁ。 俺の家族構成は母と姉とby俺の母子家庭。この家賃四万のボロアパートの一室で三人で暮らしいる。 母も姉も働いている為、この時間帯は俺一人なんだよね。僕ちん寂しいアルヨ。 まぁ、ほぼ毎日の事だから気にしたら負けと言うことで。 俺は育ち盛りなお年頃なので早速、当たり前の様に作り置きされているメシ目的でキッチンへと向かう。 キッチンへと向かったのはいいが…いつもメシが置いてある筈の台所には一枚の紙しかなかった。 え?何でメシないの?馬鹿なの?死ぬの?とりあえず、俺は台所にメシの代わりに置いてあった一枚の紙に目を通す。 「春宗へ アンタ、もうすぐ高校生なんだから、これからは自分でゴハンを作れバーカ 姉より」 … 「俺は今からヤギになる!モー!!モー!!!」 俺はヤギになったつもりで書き置きされた紙を食ったさ…。家庭科が5評価中1の俺がメシなんて作れる訳ねぇだろうがバーカ!馬鹿って先に言った方が馬鹿なんだよ!!バーカ!!!
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