将来の夢は自宅警備員です(キリッ

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その後、俺は冷静になり、食える筈がない書き置きされた唾液まみれの紙を口からゴミ箱へと3Pシュート決めると、メシがない現実に観念して米を研いで、炊飯器にジャックインさせて…。 「核ドーン!!」 こんな事を言ってるけど、炊飯器の電源ボタン押しただけだから。 少し不謹慎なネタで申し訳ないと思ってる…訳がない。 俺は炊飯器にジャックインした米が炊けるまでの間、暇なので居間でテレビを見ることにした。 たまたま付けたテレビの番組は天気予報だったので、俺は明日行われる入学式の為に気象チェックに入る。 「ウホッ!このお姉さん…おっぱいデカッ!!テレビ傾けたら谷間見えるかな?」 俺はテレビにしがみつき、テレビを傾けてみたが天気予報のお姉さんのおっぱいの谷間は見えなかった。やっぱり、アナログ放送では谷間は見れないのか…。早く地デジのテレビが欲しい…。 俺は肩を落とすと、テレビから天気予報のお姉さんが長々と今日の天気について視聴者に伝える。 なんで今日?もう夜なのに…普通、明日の天気じゃね?俺は天気予報のお姉さんに話に集中する。 『今日、午後八時から九時の間に未来町を中心に台風が上陸する模様です』 未来町って…ピンポイントに俺が住んでる町なんですけどwww都道府県で伝えるのは分かる、だがこの天気予報のお姉さんは市町村で宣言したぞwwww 俺は自分が住んでる町に台風が上陸したという情報を入手した為、窓のカーテンを開けて外を確認する。 普通に静かな夜だな。台風によくある暴風や豪雨なし。もう夜の七時なのに、これはおかしくねぇか? 天気予報では夜の八時から九時に台風が来るとか言ってたのに…。 …。 よし!考えるのはやめよう!!どうせ天気予報のお姉さんは間違った予報をするドジッ子だったんだ。きっとそうだ。100ペリカ賭けてもいい。 俺は考えるのを諦めてアニメがやっている番組を視聴することにした。
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