プロローグ

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「何でこんなとこ来ちゃったんだろう?糞っ!糞っ!クソー!」 鬼龍は、ただ一人血の海の中叫んだ ★ ―遡ること3年前― 2010年4月Lein島 8時0分 西高校入学式 「来たぜ・・・・今日からここが俺の通う学校か」 少年―西林 鬼龍は、静かに呟いた。 「正確には、俺達な」 「なんだよー今いい感じだったのに」 「かっこつけなくていんだよ。まだ高校生活始まって無いんだから」 鬼龍の親友―倉田 涼は、言った。 「だいたい いつからお前そんなにつまんなくなった?」 「つまんないとはなんだ、俺は昔からこうだろ」 ―はぁ、今日から3年間またこいつと一緒の学校かよ・・・ 倉田は、心の中で呟いた 「まぁまぁそう怒鳴るな」 鬼龍は、何もなかったかのように言った 「何落ち着いてんだよ!!お前のせいだって言ってんだろうが!!」 「はいはいすみませんでした。ところで光は?」 「心底ムカつくな!まぁいいや。あ~光ならさっきどっか行ってたな」
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