1人が本棚に入れています
本棚に追加
「何でこんなとこ来ちゃったんだろう?糞っ!糞っ!クソー!」
鬼龍は、ただ一人血の海の中叫んだ
★
―遡ること3年前―
2010年4月Lein島 8時0分 西高校入学式
「来たぜ・・・・今日からここが俺の通う学校か」
少年―西林 鬼龍は、静かに呟いた。
「正確には、俺達な」
「なんだよー今いい感じだったのに」
「かっこつけなくていんだよ。まだ高校生活始まって無いんだから」
鬼龍の親友―倉田 涼は、言った。
「だいたい いつからお前そんなにつまんなくなった?」
「つまんないとはなんだ、俺は昔からこうだろ」
―はぁ、今日から3年間またこいつと一緒の学校かよ・・・
倉田は、心の中で呟いた
「まぁまぁそう怒鳴るな」
鬼龍は、何もなかったかのように言った
「何落ち着いてんだよ!!お前のせいだって言ってんだろうが!!」
「はいはいすみませんでした。ところで光は?」
「心底ムカつくな!まぁいいや。あ~光ならさっきどっか行ってたな」
最初のコメントを投稿しよう!