争いからの思い

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僕は、王国に着いた後も、 あの人がくれたあの花を 花瓶に入れていた レ「王女、花、どうでしょうか?」 緑の色をした珍しいバラ それを王女は素手で掴んだ リ「………見ていたわ あの女が、貴方と会っていた事も そして、あの人とあの女が婚約した事も、今日に会っていた事も」 レ「え… で…も、王女との婚約は…!?」 リ「………破棄よ、王子から破棄」 レ「っ…!!?」 それを聞いた僕は驚いて 王女は、嫉妬心、そして悲しい想いで いっぱいな顔をしていた リ「……だからね、私―…」 リ「大臣」 「はっ…」 リ「緑の国を 滅ぼしなさい」 レ「っ…王女っ、それは…!!」 僕は必死に止めたんだ あの人が危険にさらされる そう思ったから――… だけど 王女は、いつもの気品さ それがなくて ただ、悲しそうに 泣きそうな顔で言った あの女が 憎いの だからレン お願い。 あの女を 殺して……!! .
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