君が捕まった時

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レ「王女 今日のおやつはブリオッシュです」 手作りのおかし、 ブリオッシュを取りそういう リ「本当っ!? 私これ大好きなの」 にこりと笑みを浮かべそう言う 昔の様な、無邪気な笑みを浮かべて――… ザワザワ… ブリオッシュを王女が食べている間、外が騒がしい リ「…外が騒がしいわね、」 またリンがそう呟いて レ「…青の国の兵士と 民主達の逆襲だよ」 そういい、僕は王女のドレスを着る いつかの、あのドレスだ ――――― ―――― ――― レ「王女…えっと…実は、これ」 それは綺麗な、貴女に似合うかなと そう思い買ったドレス それを受けとったリンは嬉しそうに ありがとうと言った そう、あの日からこのドレスをいつも着ていた でも、今日は着てはいなくて だから――… リ「……? レン、それ私の…?」 レ「……リン、良く聞いて」 いつもの敬語はやめて、 そう言う この国は終わる 国民達によって… レ「ほら 僕の服を貸してあげる」 レ「これをきてすぐお逃げなさい」 レ「大丈夫、僕らは双子だよ」 レ「きっと、誰にもわからないさ」 そして着替えたリンに、民主の声がした 「王女の部屋はここか!!」 「突撃ー!!」 レ「早く!!」 そう言って、リンをベランダに出して即座に閉めて、王女のふりをした .
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