弱音ばかりはいていた私

2/3
19人が本棚に入れています
本棚に追加
/38ページ
ある教会で倒れているのをみつけた女の子 私はその子を助けた それがすべての始まりだったのだ――… ある日、聞いてしまったのだ 助けたあの子が王女だと 大好きだったあの人を殺した張本人 許せなかった だから、私はあのこがまたあの港に行ったとき あのこを襲おうとしたの 弱音ばかりはいていた だけどあの人が変えてくれた 全部、全部… でも弱音をはくことだけは変わりはなかった――… ごめんなさい 私、かたきはとれなかった 少し料理が上手くなった ブリオッシュ、上手く焼けてる だけど だけど最後に見えた この子に似ている少年は誰? 私は疑問を抱きながら… ただ、それだけ
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!