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どれくらい、時が経ったのだろうか
あの時を思いながら、僕はただそこにいる
ふと、動かないゼンマイに尋ねた
何処からともなく
聞こえてくる
歌声だけが僕を癒す
そしてある日ふと気がついた事
その子守唄の真実のいみを…
そして子守唄に、新しい言葉を付け足した
「 」
なんで、その言葉を思ったのかはわからない
ただ直感で…。
そして、ゼンマイの隙間から落ちてきた"光"
それはきっと、君がくれたメッセージ
"リグレットメッセージ"
ふと天井をみればゼンマイは静かに周り始めた
そして静かに、また静かに語る
「お前の罪が許された訳ではない」
だけど、悪と言う言葉もすべてそれを唄へと変えていく
赤い手錠は外れて、
「今日から貴方は生まれ変わるのよ」と。
そして、青い鎖は外れ
「今日が君が新しいBirthday」
もうすぐ君に
会いに行くよっ…
生まれ変われるならまた遊ぼうね
君がくれたメッセージのおかげだよ
鏡音レンとして生まれ変わった僕
目覚めると、そこには家族
――――会いたかった
end
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