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そこをみると知らない大人の人
咄嗟に僕は、リンを後ろにやって庇う。
後ろのリンは不思議そうに、でも大人には近づかずに
「坊や、こんにちは」
顔は笑みを浮かべているけど、目が笑ってない
レ「…こんにちは、」
でも僕は返して、「リン行こう」と危険だと分かって、
その場を離れようとした
「このこがリンね」
そう女の人が呟くと、リンの手を掴む
その時に、僕は女の人にやめてと言うように、離そうとしたら、
違う男の人が、僕をとめる
「約束よ」
そう、女の人は男の人にそう言った
そしてリンを女の人が抱き抱える
リ「や…やだ、レン、レンっ!!」
抵抗するけれど、リンは簡単に連れて行かれる
僕もまた男の人に連れて行かれる
レ「離しっ…リン、リンっ!!」
大人の力に勝てない、と言う事が、身に染みて分かった
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