101号室

6/7
前へ
/119ページ
次へ
医大の彼は忙しそうだった。 自然と会える時間が減っていく。 そこに女の影が見えてきた。 浮気現場を直撃すると、女は不躾にも私に罵声を浴びせる。 私は堪忍袋の尾がキレた。 気付いた時には血溜まりと肉の塊が。 そうだ。 彼はどこ? 今はどこにいるのかしら? 忙しいものね。 いつまでも待っているわ。
/119ページ

最初のコメントを投稿しよう!

474人が本棚に入れています
本棚に追加