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舌は鎖骨に留まったまま、細く長い指が体を我が物顔で這い回る。
胸の突起を掠めたかと思えば脇腹に降りてまた突起を捉えた。
「チャミ、可愛い。」
鎖骨を舐め上げながら上目遣いで僕を見た。
その黒く潤んだ瞳に鳥肌が立つ。
僕の大好きな瞳。
この瞳に僕は夢中で恋をしたんだ。
最初は自分の中に生まれた気持ちに戸惑った。
でも。
ユチョンは優しく受け止めて包んでくれた。
「ユチョン…愛してます。」
両方の手で頬を包むと引き寄せて口付ける。
早く…貴方が欲しい。
今まで寂しかった時間を体で埋めて欲しい。
そして。
これからまた始まるだろう1人の時間を耐えられるように僕にユチョンを刻んで欲しい。
「もう…っん…くださ…い…」
「まだ解して…」
「いぃ…から…ぁ…はやく…っ…」
苦しみも痛みも。
貴方がくれるものなら何でも僕は幸せだった。
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