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心地いい温もりにすり寄れば細く長い腕が僕を包む。
いつからだろう?
柔らかい弾力よりも薄いぺったんこな胸の方が居心地が良くなったのは。
僕の常識全てはこの人によってひっくり返されて
今はこの恨めしいくらい美しい女顔のプレイボーイが居ないと
僕はこの世に存在すら出来ないとまで思ってしまう。
最初でたぶん最後になるだろう愛しい人。
「ユチョン…」
名前を呼べば
「…うん?何…?」
普段より何割り増しかの甘い囁きが返って来る。
「喉が渇いたんで水を飲んで来ます。」
形のいい喉仏にキスをして僕はベッドを抜け出した。
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