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冷たいフローリングを裸足で歩く。 火照った体にはちょうどいい。 ペタペタ歩いて冷蔵庫に手を伸ばす。 ミネラルウォーターを取り出して一気に体に流し込んだ。 中から体が冷やされて裸の体の体感温度が少しだけ下がる。 「真冬だから当たり前か。」 ベッドの脇に脱ぎ捨てた少しシワになったシャツを羽織る。 窓辺に行きカーテンの隙間から外を見れば 夜なのに眩しさを感じて目を細めた。 寝ている恋人を起こさないようにカーテンを開ければ 外は銀世界が広がっていた。 .
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