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慌てて玄関を開ける。
「よ。」
そこには会いたかった優しい笑顔があった。
「どうし…て?」
今ここに居るのが信じられなくて聞くと
「とりあえず中に入れて?」
彼はにこやかに言って僕の横をすり抜けると部屋に入っていった。
「ちょっ…ユチョン!」
慌てて後を追うとユチョンはリビングのソファーにちょうど腰を下ろすところだった。
「いったい…どうして?…今はアメリカの筈じゃ…」
「チャミ。」
動揺しまくりな僕を見上げて甘く呼ぶユチョンを見下ろすと
次の瞬間、僕の体は引き寄せられて
ソファーに座るユチョンの腕の中に居た。
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