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  再び、朝は巡ってくる。     目覚めた時、そこには昨日の延長線が引かれているだけである。     愛した人は、永久に土の下、永久に僕の名を呼んではくれない。       (僕は、昨日、彼女を、失った。)       その時、僕は初めて泣いた。泣いた。泣いた。泣いた。         その時、僕等は"区別"されたのだと感じた。                彼女と過ごした日々……とても、とても幸せでした。       ……愛してました。        
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