チェンジ

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どれ程そうしていたのだろう。 気付けば空也は地面にうつ伏せになっていた 鼻の辺りがつんとして、目かムズムズする。 相当泣いたのだろう。 空也は仰向けになり空を仰いだ。 青。 紺。 白。 それは吸い込まれそうな青。 見た事もないぐらい綺麗な青 見上げていれば、吸い込まれ自分がまるでその中にいるかのような錯覚を受ける。 ツぅ… と空也の泣きはらし、涙も枯れ果てたはずの瞳から、一筋の玉のような涙が流れ落ちた
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