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「だーから！タバコは辞めろって言ってんだろ」
河原の高架下でタバコを吸っていた男が、もう二人いる内の一人に注意を受ける
タバコを吸っていた方は森林也。
丘高校二年生。
タバコを注意したのは上直空也。
同じく丘高校二年生。
そして最後の一人。
二人のやり取りをニコニコしながら見ているのが泉春
丘高校二年生
時刻は九時半。最近は日が落ちるのが早くもう辺りは真っ暗だ
どうしてこの三人がこんな時間にこんな場所にいると言うと
「だー!!、もう! そもそも空也ァ!てめーが岸高にケンカ売るからこんな場所にこんな時間隠れてんだろうが!
タバコぐらい吸わせんかい!!」
カチューシャで、前髪を束ね、凶悪な目つきの林也が空也に怒鳴る
ごくふつうの髪型の空也は
「うるせー!!このハゲ!!てめーだってノリノリだったろうが!!
大体てめーがあん時すぐに逃げなかったから俺達も、逃げれず岸高の応援が来てこんな場所に隠れてんだろうが!!
俺は家帰ってスペック見てーんだよ!!」
空也も負けじと言い張る
今にも掴みかかりそうな二人を見て春が
「まあまあまあ、二人とも落ち着いて。
過ぎた事はしょうがないからさ
今はこれからどうしようか考えようよ」
仲裁役の春が二人を止める
春が言うならと二人は少し落ち着いた
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