プロローグ

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「じゃあ、ヒロ。 また明日ね~」 数人の友達と別れ、一人家路に着く少女。 それは、何気ないいつもの帰り道… 人通りの多い交差点。 長い髪を揺らしながら、一歩一歩歩いていく。 「じゃ、お先でーす。」 「マキ君、お疲れさま~」 いつものように、仕事を終え、仲間に別れを告げ、店を出る青年。 早上がりの日の、いつもの帰り道… 人通りの多い交差点。 いつもならすれ違うだけの2人… それは、運命なのか、偶然なのか… 交わることのない2人が、今出会う…
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