フルコース

アンティとして運ばれてきたものは、なにか白い肉のようなものがそえられ、飾り野菜を付けただけの質素なものであった。

見慣れぬ白い肉を、恐る恐る口に運んでみる。

白い肉はプチプチとした歯ごたえのある触感で、噛むたびに上手い肉汁のようなものが口に広がった。しかし、油は少なく、あっさりしていて食べやすい。

謎の白い肉を平らげると、頃合いを見計らってプリモが運ばれてきた。