574人が本棚に入れています
本棚に追加
優哉side
「…はっきり言うと、澪君の体はかなり弱っている。もって1年かな…。」
先生は言いづらそうに苦しそうに言った。澪が小さいときから見ている分、こんなことを言うのは辛いのだろう。
「…だけど、今までだってそんなこといって生きてきたし…。」
俺には信じられない。澪は今まで余命を何度も言われてきた。だけど、どれも当たっていない。
「今回は…本当だと思う。最近、発作を起こす回数が確実に増えてるよ。澪君が言わないだけであって、軽い発作も何度も起こしてるみたいだしね。」
くそっ…。澪を見殺しにはできない。いくらそんなことを言われても、見捨てることなんかできない。
「手術は…?」
先生は厳しい顔をした。

最初のコメントを投稿しよう!