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<ため息ひとつ。
<あの様子では当分出て来ないとふんだバトラーは、客人の待つ部屋に特性の紅茶を運ぶ
「その様子では、パジ様ったら、また、例の物に熱中してるのですね?」
<問われて
「…すいません。顔に出ましたか」
「バトラーさんのせいではありません。急ぐ用件でもありませんし…」
<ゆかりの前に置かれたカップにゆっくりと紅茶を注ぐ
<春色の和服姿の彼女に合わせた、贅沢にも春風の香をブレンドした紅茶
<彼女は角砂糖ひとつカップに入れると、静かにかき混ぜた
<そして、ゆっくりと紅茶を口に含んだ
「美味しい***♪♪」
<ほっこり、と笑顔
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