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二年前に遡る。
最近では、人類が滅びるんじゃないかっていう話題で一杯だ。毎朝、テレビを点ければ偉い学者がこのことについて語っている。俺はもうこのことにはいい加減飽き飽きしていたのだった。
俺って言うのは、そこら辺にいる普通の中学二年生「神崎 将也 かんざき まさや 」。
将也はいつもこの話題に触れるたびに
「人類が滅びる訳ないじゃん」
って心の底から思っていた。だか現実は違った。将也が知らないとこでは、今も着々と人類の破滅まで近づいていた。
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