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時間がどんどん過ぎ昼休みになった。
朝、買ったパンをカバンから出そうとしたとき、自分が揺れ出した。
いや、地面が揺れているのだった。結構大きい揺れだ。いきなりの出来事に声が出なかった。
「あっ……」
「「将也!!」」
優美と慎吾が駆け寄ってきた。
「これって、もしかして…人類破滅の前兆なんじゃ…」
怯えた優美が聞いてきた…
(…そんなこと俺に聞かれてもわかんねぇよ……そんなことよりまずは優美を落ち着かせなきゃ)
「優美! 落ち着けそんなことないからさ!」
「本当かな?」
「あぁ本当だ!」
確信は無いけど、とっさに答えた。
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