僕なりの表し方

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初めてだった。 喧嘩なんて経験ないし、 仕掛けるようなこともしてない 俺の先輩であり恋人でもある 神谷さんが 眉間に皺をよせて、 僕を睨んでくるのだ。 えっ、なんかした? 俺なんかしましたかね、神谷さん!! にゃーさんにキスしたこと? 神谷さんの服の匂いを嗅いだこと? 以外と思い当たる節は合ったため 睨まれても仕方ないか← だけど、理由がわからないと 俺だって謝れやしない。 もし謝って、『そんな理由じゃない』と 言われてしまえば一貫の終わりだ。 今日の朝から神谷さんは あの調子な訳で................ そうなれば、昨日俺が何かしたのか? ――――――― ―――――――――――――― 『もしもし、神谷さん?』 『あぁ小野くん、どうしての?』 『実はですね、昨日約束していた ゲーム徹夜大作戦なんですけど...』 『それなら大丈夫だよ、 ゲームは俺が準備するから...っ』 『そうじゃなくて、ですね... 急に仕事が入ってしまって、 行けなくなってしまったんですよ..』 『えっ....あぁ、そっか... うん大丈夫、じゃあまた明日。』 『あ、神谷さっ.... .......切れちゃったか..。』 ――――――――――――――― ――――――― これだ。←  
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