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リード「それなら、オレの国に来いよ♪みんな優しい奴ばっかりだぞ?♪」
アシーナ「それなら、是非私の国に♪エリル様なら快く迎えてくれるでしょう♪」
ピスカ「ならピスカの所いこ~?ととにお兄ちゃん紹介するの♪」
エリル「ん~残念だけど、行けないわ。暫くこの国にいると思うし。」
リード「残念だぜ~…なら、こっちに来る時は会いに来てくれよ?じゃあな~!!」
リードは押収品の中にある自分の装備を取り出し、森の中へと消えていった。
アシーナ「では、私も失礼しますね♪」
同じく押収品の中から装備を取り出し、何かを呟くと一瞬で消えた。
エリル「うお!?消えた!?」
ミヤ「あれは転移魔法。自分の知ってる場所に瞬時に移動出来る魔法よ。本当に覚えてないんだね…」
エリルは覚えていないとゆうより、何故か"知らない"とゆうほうが正しい気がした。何となくだけど。
ピスカ「残念~お兄ちゃんともっと遊びたかったけど、帰るね!!バイバーイ!!」
そう言うと、同じように呟くと一瞬で消えた。
エリル「なぁミヤ。あれって結構だれでも使える魔法?」
ミヤ「いや…ちゃんと学校出たら使えないこともないと思うけど…あんまり詳しくは知らないよ。」
エリル「さて…ミヤ。…最後はお前だが………どうする?」
ミヤ「さっきもいったでしょ?帰る場所はないって。………そうだ。暫く一緒にいていい?あんたも記憶がないならいろいろ大変でしょ?ちょっとは助けになるかもよ?♪」
とミヤが提案してきた。確かに、記憶のないオレにはかなりいい提案だ。だが…
エリル「一つ言っておくぞ?」
ミヤ「何よ?」
エリル「…オレには金がない。」
……………………………
ミヤ「…マジ?」
エリル「マジだ。」
ミヤ「嘘だよね?♪」
エリル「…フ…それが嘘ならオレは金持ちだろうな」
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ここで打開策があるなら言うのだが、ないものはない。あれば奇跡だね♪
ミヤ「…はぁぁ……分かった。お金なくても我慢するから、一緒に連れて行ってくれる?」
エリル「…極貧生活は覚悟しろよ?野宿は多分当たり前になるしな。」
何となも甲斐性なしな事を連続で言った。
エリル「……大丈夫だ。問題ない」
うん。そろそろ自重しよう。
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