第1章~目覚めと出会い~

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エリル「あ…ありゃなんだ!?」 ミヤ「…あれは…ゴーレム!?なんでこんな所に!?」 ゴーレム……現在はゴーレムと呼ばれているが、海陽国リンドブルムが開発した重装甲戦術機兵…略して重戦機である。基本的に重戦機は頭部に内蔵されている学習型AIで相手からの命令を実行したり、自分の判断で戦闘を行ったりする。本来なら活動を停止していてもおかしくないのだが、いい状態で保管されていたりすると動いてるのもある。だが普通ならば侵入者と思われその場で排除されてしまうだろう。 しかし、魔法の前にはコンピューターも敵でな無かった。ある種の催眠状態に陥らせ、自分の事をマスターだとAIに記憶させてから催眠状態を解くと自分のものになると言うわけだ。 ミヤ「……マズいね。あの肩のマーク…ゼーレス私兵団のだよ。見つかったら民間人だからって容赦なく殺されるよ…」 ミヤはゴーレムを見て怯えている。ゴーレムの身長は約3メートルくらい。ゴツいボディでかなり硬そうな装甲だ。
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