起動

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「あっちゃーまたやっちゃったなーゴメンゴメン」 「いい加減学習しろよな唯」 彼女は 岡崎 唯(オカザキ ユイ) 唯とは幼なじみで幼稚園からの付き合いだ。 しかし唯は小学5年のとき引っ越してしまった。 もうなかなか会えないと思っていたが奇跡的に高校が同じだった。 そのため今は親友とも呼べるいい友達だ。 「相変わらず天然だな」 俺は制服に付いた砂を払いながら唯に分からないように嫌味を言ってやった。 「えへへ・・・褒めないでよね」 何を言ってるんだこの子は。 そう思いながら俺は通学を再開した。 「あ、待ってよー!」 そうやっていつも唯と一緒に学校へ行っている。 .
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