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見た目は生徒副会長みたいに真面目なのだが、染めた金髪が全てを台無しにしている
そのくせ高校ではトップの成績だったのに大学に入らずバイトをしながら月一万のいわく付きアパートに住んでいるよく分からない奴だ
この男、青木瞬我(アオキシュンガ)は
「今日は出し物決めがあったんだよな、なにに決まったんだ?」
「なんで知ってるんだよ……ほらよ」
返答しながら瞬さんにコップを差し出す
「サンキュー、俺の情報網を甘く見る……なよっとと…」
瞬さんは話しながらコップに酒を注いで飲む
ちなみに俺は瞬我のことを瞬さんと呼んでいる
理由は単純、年上だからだ
「で?…何に決まったんだ?」
「……喫茶店」
答えたら、向かいの瞬さんは意地悪く笑っている
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