プロローグ

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俺は奴の攻撃をしゃがんで避けて、そのままアッパーをかます。 「あがっ…」 番長は怯むが、俺は攻撃の手を緩めず、10連続で腹にパンチを入れた。 「おうっ…」 番長はその場で膝をついてしまう。 「善人が頑張る所を邪魔する人、嘲笑う人、否定する奴は許せないんだよ。だから俺は制裁を入れるためにルールを破る。暴力反対というルールをな!」 「うわああああ!」 「ちょ…親分待ってください!」 番長らしき人は恐怖のあまり逃げ、子分ふたりはそれを追うように立ち去る。
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