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店内の入口で、ホールを眺める真鍋とタカ。
此処は、キャバクラのようだ…。
キンヤ「ちょっとぉ、そんなトコで偉そうに突っ立ってたら、一般のお客さんに迷惑ですよ!」
真鍋とタカに駆け寄り、迷惑そうに話すキンヤ。
真鍋「おっ!…キンヤか。…そろそろ、このダルい音楽を変えろよ。」
真鍋はサングラスをしており、近寄ったキンヤの声に気付く。
タカ「キンヤ、張り切ってんなぁ。…そのネクタイも似合ってるじゃねぇか。」
タカは、キンヤのネクタイを触ろうとする。
キンヤ「ちょっ、ヤメテ下さいよぉ。…これは、昔に真鍋さんから貰った大事なネクタイなんですから。…ネクタイ着ける時がなくて、今日がやっと初めて着けたんですから。」
真鍋「えっ?…昔って、そんなのあったっけ?」
キンヤ「覚えてないと思いますけど、昔、『回収屋』をやってる頃に車の中で…。」
タカ「気持ち悪っ!…さすが、ホモだけあって、ケータの熱狂的なファンだな!」
大事そうにネクタイをタカから守るキンヤをからかう。
キンヤ「だ、か、ら、ホモじゃなくて、バイセクシャルなんですから!」
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