本編

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  生に意味があるのならば  死にも意味があるのだろうか   生きているものたちや  動いているものはすべからく   いずれは終焉の時を迎え    ただの動かぬ骸と成る   終わりは必ずやってくる   私たちが今いるこの世界も    いずれは崩れ、荒廃し    すべては無くなるのだ   終わりに日々近づいて   いずれ動かなくなったとき   未だ動いている他の誰かは 消えたものを思い出すのだろうか                
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