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「こんなに話してるのに友達じゃないのか……」
何気にひどいこと言われてるよね。しかも全然冗談って感じしないとこがまたキツイ。
「まあ知り合いだろ」
「…………じゃあ友達になろっか」
「嫌。くたばれ」
さすがに今のは…………ダメージがでかい。
「そういうお前だって一人じゃないか」
「でもさっき一人だけ友達出来た。夢島 悠って人」
「何!?」
なんかめっちゃ驚いてるんだけどどうしたんだろ…………
もしかして…………
「好きなの?」
「そんなわけないだろ。バカか?」
「じゃあなんでそんなに驚いてたんだよ………」
「まあ、そのうち分かる。」
そういうと星川さんはタバコを踏んで消して立ち上がる。
確かに時計を見るとそろそろ4時間目が終わるころだ。
「星川さんってお昼どこで食べるの?」
「……屋上」
「じゃあ一緒に食べよう」
「…………お前は変わったやつだな」
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