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隣の家から子供の声…。犯されているんだとわかってしまう。
イライラしてたまらない。嫉妬なのかもしれない…いや、嫉妬以上に憎くて仕方がない。
「くそ…っ」
助けたい…?違う、あの子供を自分のものにしたいんだ
「おにぃ…た……け…っ!」
この声は…呼んでるのか?
「や…り……っい…やが…!」
聞き取りにくい…っなんて言って…?
「お兄さん、助けて!」
「だま…っ」
聞こえた。助けてやるよ、すぐにな…。
「お兄さん!お兄さん!」
「うるさい!うるさい!黙れっ!」
聞こえる。高い声と低い声、一人は子供で、もう一人はその父だろう。
早く解放してやらないとな。
「鍵を閉めるようにしないといつか命も尽きるぞ?」
「お兄さん!」
「お前がこいつの言うお兄さんか?…まだガキじゃねぇか」
「ガキか…。まぁなんでもいいが、その子供をもらいにきた」
「は…っ不法侵入と誘拐で訴えられたいか?」
「お前は虐待で訴えられるだろ?その前に子供に挿れている汚いものを抜け」
「汚いものだと…?」
「お兄さん……もう、やだよ…」
「…俺が殺してやるよ」
「貴様何を言って…」
「殺してやると言ったんだ。子供は辛くて仕方ないどころか、そんなもので満足など到底できないだろうな」
「ガキがいい気になりやがって…」
「い…っお兄さん…っ」
やっと抜いたか…、これで殺せそうだな…。
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