第一章 夢

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火星周辺の地球艦隊はのべ2050。 戦艦200隻。 戦艦と空母の両者の良点を併せ持つ戦闘空母200隻。 空母150隻。 巡洋艦500隻 駆逐艦1000隻の陣営である。 しかし、開戦直時は2050隻以上あった艦は、戦艦32隻、戦闘空母29隻、空母41隻、巡洋艦89隻、駆逐艦430隻を喪失した。 よって残り1400隻あまりの艦しか残っていない。 開戦から半年で600隻以上の宇宙戦闘艦がなくなった。 急ピッチで進められる現在造船中の宇宙戦闘艦は、新型戦艦を含め、500隻とない。 カーボン装甲も無限ではない。 しかし、こちらも敵艦隊を数多く撃沈し、計250隻以上撃沈した。 しかし、敵戦艦は1隻しか落とせていない。 『銀河』のプロミネスレーザー砲しか、敵戦艦にまともなダメージを与えられないのだ。 残るは、ハドロンボムしか、最終兵器は残されていない。 地球は、危機に瀕していた。
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