拝啓-L-

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君は最後、だらしなく泣き叫んでいるだけの僕に、「あなたは悪くない」と言ってくれた。 「本当にありがとう」とも。 君にはきっと、僕の言いたいことが分かったんだろう。 あの言葉で、僕がどんなに救われたことか。 言葉なんかじゃ、言い表せないぐらいだ。 あの言葉がなかったら、僕は今、こんなに明るくいられないと思う。 本当に僕は幸せ者だ。
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