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この日、俺はいつものように庭園で野菜の世話をしていた。
魔王が野菜の世話してるのがおかしいか?
だが、昔からの趣味で止められない。
「おい、貴様っ!魔王は知らないか!?」
背後から聞こえてきた声に、俺は肩越しに見つめた。
また勇者か…。
俺を倒して世界を平和にするとか言っている奴らだ。
俺は世界征服とか興味ないし、ただ魔物や魔族を束ねているだけだ。
国襲えとか人攫いは、俺が指示しているわけではない。
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